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シジミのドッグヨガ
2018 / 12 / 21 ( Fri )
先日、ラジオを聞いていたら、視覚障害者のためのヨガ教室が番組で紹介されていました。
その中で身体をリラックスさせるポーズの一つとして、「ゴキブリのポーズ」というのをやっていました。
このポーズは、あおむけになって、手足を持ち上げて力を抜いてバタバタと動かす、というものです。
それを聞いていた私は、
「これって・・・シジミがいつもやっているポーズなのでは?」
と思いました(笑)。

シジミは、仕事から帰ってハーネスをはずすと、いつもそそくさと家の中の決まった場所に行ってはあおむけにひっくり返って足をバタバタさせています(笑)。
このように、犬がお腹を見せてひっくり返るしぐさは「自分が相手を警戒していない」ことを表す行動として知られていますが、シジミのこのポーズは誰も見ていない場所で一人でやっているので、そういう意味のものではないようです。
初めは誰もいないところで何をやっているのだろう、と思っていたのですが、しばらくしてこれはシジミなりのリラックス法なのだと思うようになりました。
でもこれがヨガのポーズだったとは知りませんでした(笑)。
たぶんシジミは、前からやっていたお腹を見せてひっくり返るポーズをやるうちに、これが仕事で緊張した身体をリラックスさせるのにも役に立つことに気づいたのだと思います。

そういえば一頭目の盲導犬スースーは、シジミほどにはあおむけになってひっくり返ることはありませんでした。
ただし、大好きな「皮膚に刺さない鍼のケア」をやってもらうときだけは、背中のツボに鍼を当てるたびに「ウーン」と気持ち良さそうな声を出してあおむけにひっくり返っていましたけれど(笑)。

シジミは朝起きた時にも良くあおむけにひっくり返ります。
私が朝起きて、寝ていた部屋から出ようとすると、私の目の前でひっくり返って足をバタバタさせるのです。
まあこの場合はリラックス法といよりは「お腹をなでて」と甘えているようですけれど^^。

今朝も、シジミがしっぽを振って「おはよう!」とあいさつしてきたので、こちらも頭と背中をなでて「おはよう!」とあいさつを返したら、いきなり「ドタッ」とひっくり返って四本の足としっぽを盛大に振り回していました。
思い切りバタバタしている脚のキックをかわしながらお腹をなでてあげると、シジミはさらに盛り上がって振り回す足としっぽの速度がいっそう速くなるのでした(笑)。

「シジミ、そろそろ下に降りようか」
と私が声をかけると、シジミはパッと起き上がって私のまわりをグルっとひとまわりしてから私の顔をひとなめしたのでした。

もし、この「ゴキブリのポーズ」が盲導犬の仕事の後のリラックスに良いのなら、毎年やっている「パピィのためのボディワーク教室」に行ったとき、集まったパピィたちにシジミからこのポーズを教えてもらえたら良いのに、と思います(笑)。

先生役のシジミが、あおむけにひっくり返って足をバタバタさせるのに合わせて、集まった何頭もの盲導犬候補のパピィたちがいっせいにひっくり返って足をバタバタさせていたら、その情景はきっとすごくかわいいのではないかと思います(笑)。


最近読んだ本:
『エレンディラ』ガルシア・マルケス著
『シャーマニズム(上)』ミルチャ・エリアーデ著
『中動態の世界』國分功一郎著
『サウンド・エデュケーション』r・マリー・シェーファー著
『チェコの十にか月 おとぎの国に暮らす』出久根 育著
『おおやさんはねこ』三木 卓・作 荻 太郎・画
『へんなインコと暮らしています。』かたやまともこ漫画
『大鷲の誓い デルフィニア戦記外伝』茅田砂胡著

最近聴いた音楽:
『1』ザ・ビートルズ
『トラブル・イン・パラダイス』ランディ・ニューマン
『アルマ』エグベルト・ディスモンチ
『イン・ハイランド』ジェームズ・ゴールウェイ、チーフタンズ
『キリン・ライブ』渡辺香津美、村上秀一、矢野顕子ほか
『ソフト・ランディング』矢野顕子
『soar』セコウ・ケイタ、カトリン・フィンチ
『CLYCHAU DIBON』セコウ・ケイタ、カトリン・フィンチ
『スーパーナチュラル』サンタナ
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23 : 26 : 03 | こんなこともありました | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
『プシュコポンポ』と月にいるスースー
2018 / 11 / 22 ( Thu )
先日、イヌについてのおもしろい本を読みました。
『ある女の子のための犬のお話し』ダーチャ・マライニ著 望月紀子訳 さかたきよこ画 未来社
という本です。
著者はイタリアの劇作家で、この本は著者がある女の子に向けて自分がこれまでに飼っていた犬や旅先などで出会ったりした犬や動物たちについて語る、という形式で書かれています。
子どもに向けた話といっても、動物好きならではの温かくも冷静な視線でとらえられた犬や動物にまつわるかわいい話もつらい話もそこに甘さはなく、動物と人間の不思議な結びつきや、犬や動物たちが見せる純粋な感情や、動物に対する人間の身勝手さなどがリアルに描かれています。
特に著者が犬の眼の表情をよく読み取っているところが良いな、と思いました。

当たり前ですが、私はパートナー犬たちの眼の表情を観たことがありません。
もちろんユーザーの私と盲導犬たちは、最初からお互いアイコンタクトなしでずっと意思疎通をしているので、頭の動きやなめ方、しっぽの振り具合、前脚や後脚のしぐさなどで犬がどういう気分なのかはだいたいわかりますし、犬にとっても私の声の表情や顔の表情から私の感情を読み取っているのだと思います。
それでも、中途視覚障害でかつて見えていた記憶がある私は、つぶらなかわいい犬たちの眼を見つめることができないことに思い当たるとき、どうしてもかなわないものに対するあこがれのような痛みが、ほんの一瞬胸にひらめくのを感じるのでした(笑)。

さて、この本の中に、
「プシュコポンポ」
というちょっとかわいい語感の不思議な言葉が出てきます。
この言葉は、プシュケ(魂)とポンペイア(導く)という二つの言葉から派生した言葉で、「魂を導くもの」という意味なのだそうです。

イタリアには、犬は生を終えるとみな月に行く、という言い伝えがあるそうです。
そして、犬は生を終えた人の魂を導く「プシュコポンポ」でもあるのだとか。

あの世に旅立った犬たちがみんな月に集まっているのだとしたら、その中には二年半前に旅立ったスースーもいるのでしょうか。
だとしたら、ほかの犬たちと遊び疲れたスースーが、月の砂の上に寝そべって、前脚の上に顔をのせて、暗闇の中に浮かんでいる青い星をじっと眺めながら私とシジミのことを思っているかも知れません(笑)。
その情景は、もの悲しいながらもちょっときれいなイメージだな、と思います。

私はそうした言い伝えにはなじみがないせいか、「月=冥界」というイメージはありませんが、いつしか自分の旅立ちの際には、先に旅立った盲導犬たちが「お迎え」に来てくれたらいいな、と思っています(笑)。
落伍の『死神』みたいに、気がついたら、枕元に不気味な死神がすわっているのはお断りですが(笑)、かつてのパートナーたちが「プシュコポンポ」になってしっぽを振りながら枕元にやってきて、「さあ行こうよ!」と言ってくれるのならいいな、と私は思います。
そして身体から自由になった私が、かつては一度も見ることのなかったパートナーたちの顔を初めて見ることができて、私の顔を見つめる犬たちの眼とやっと見つめ合うことができるとしたら、きっとすごく幸せな気持になって、何も怖くなくなって犬たちとどこか遠くの光に向って歩いて行けるだろうと思うのでした(笑)。


最近読んだ本:
『ある女の子のための犬のお話』ダーチャ・マライニ著
『誘拐犯はカラスが知っている 天才動物行動学者 白井旗男』浅暮三文著
『異国トーキョー漂流記』高野秀行著
『ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち』三上 延著

最近聴いた音楽:
『ストラビンスキー:春の祭典』ファジル・サイ
『ブラック・アース』ファジル・サイ
『モーツァルト:ピアノソナタ集』グレン・グールド
『テンペスト』ボブ・ディラン
『コンプリート・コブラ・セッションズ』オーティス・ラッシュ
『楕円の夢』寺尾紗穂
20 : 54 : 06 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
タオルケット日和
2018 / 11 / 03 ( Sat )
ひどく暑かった夏もいつのまにか終わり、少し肌寒い気候になってきました。
季節が変わっても、シジミは相変わらず元気にしっぽを振りながら家の中をグルグル歩き回っています(笑)。
なので、シジミがいるところからは、たいていしっぽが壁や床をたたく「ポン、ポン、ポン!」という音が聞こえて来ます。
「シジミ、タイコみたいだね(笑)。
家族が話しかけると、タイコのリズムはさらに速くなるのでした(笑)。

今みたいにちょっと寒くなってくると、シジミはお気に入りのタオルケットをほしがります。
シジミのケージの上の大きな箱には、フードをはじめシジミの身の回りのものが入っています。
シジミは、伸びあがって前脚をケージのへりにかけて、ほしいものをねだります。
「シジミ、何がほしいの?ボール?それともボーンのオモチャ?」
いつもは大喜びするお気に入りのボールやオモチャを見せてもシジミは反応しません。
「じゃあ、もしかしてこれかな?」
私がシジミお気に入りのフワフワのタオルケットをかかげると、とたんにシジミはピョンピョンと反応しました(笑)。

ゲットしたタオルケットをくわえたシジミは、うれしそうに歩き回ります。
そして、お気に入りの場所にタオルケットを敷いては、その上で幸せそうな顔をして横になるのでした。
シジミがタオルケットを敷くのは、たいていリビングの真ん中とか洗面所のドアの前とか、家族がよく通る場所です。
このあたりは、人が通る場所には決して横にならなかったスースーとは全然違います(笑)。
「シジミ、そこはジャマだよ!ふんじゃうよ!(笑)。」
そんなことを言われても、シジミはそこからびくとも動こうとしません^^;。
たぶんシジミはそんな風にみんなにかまわれるのが好きなのだと思います。

タオルケットの上で眠るのにあきると、しじみはタオルケットをくわえて私のところへやってきます。
そしてタオルケットをグイグイ押しつけて、
「ねえ、遊ぼうよ♪」
と言って来ます。
「今、パソコンの作業中だからだめ。」
私が一緒に遊んでくれそうにないとわかると、シジミは私の足元にタオルケットを敷いてそのうえで丸くなります。
しばらくは「スー、スー・・・」というかわいい寝息が聞こえていますが、やがてまた起き上がって私にタオルケットを押し付けてきます(笑)。
ついに私が根負けして、
「わかったよ、じゃあ遊ぼうか!」
と言って立ち上がると、私はシジミのタオルケットを奪い取ります。
 
そして、ちょっと距離を置いてから、シジミに向かってタオルケットをヒラヒラさせます。
するとシジミはまるで闘牛みたいに身体をかがめ、一瞬間をおいてからタオルケットに向かって突進してきます。
これはシジミのお気に入りのゲームなのです。
。私はシジミの姿は見えないけれど、シジミが突進する寸前にギュッと気をつめるのを、まわりの空気が張り詰めることで感じます。
次の瞬間、シジミがタオルケットにとびかかると同時に私がタオルケットをひるがえします。
結果は、勝ったり負けたりのいい勝負です^^。
シジミが空振りして、私の横をすり抜けるときもあれば、私の動きが一瞬遅れてシジミがしっかりタオルケットをくわえるのに成功することもあります。
それにあきると、私がタオルケットを後ろ手に持ってベッドのまわりをグルグル回り、それをシジミが追いかける「追いかけっこ」になります。
これは、何周も回るうちに私が疲れてしまい、ついにはシジミにつかまってしまいます。
「つかまえた~!」
タオルケットをくわえたシジミは、得意そうにしっぽを水平にブンブン振っています。

そして、遊び疲れた私がゆかにあぐらをかいていると、シジミがやってきて、前脚でひざをたたいて、
「ここに寝るからもっと場所を開けて」
と言ってきます。
私が場所を開けると、ゆっくり私のひざの上に頭と前脚をのせて寝そべります。
そして、私をタオルケットがわりにして気持よさそうに眠り始めるのでした(笑)。


最近読んだ本:
『ある女の子のための犬のお話』ダーチャ・マライニ著
『書店猫ハムレットの跳躍』アリ・ブランドン著
『ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち』三上 延著
『アノニム』原田マハ著

最近聴いた音楽:
『アローン・アット・モントルー・ライブ』レイ・ブライアント
『スターダスト』ライオネル・ハンプトン・オールスターズ
『デューク・エリントン・アット・ザ・ピアノ』デューク・エリントン
『キー・オブ・ライフ』スティービー・ワンダー
『qp』青葉市子
『ビジネス・アズ・ユージュアル』メン・アット・ワーク

15 : 38 : 58 | こんなこともありました | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
お出かけライブとアフターケア
2018 / 10 / 29 ( Mon )
この春から、私はとある障害者関連の音楽サークルに参加しています。
メンバーは知的障害などいろいろな障害を持った方が中心で、月2回の練習に参加しています。
私はまさかこの年になって楽器を弾いたり歌ったりするようになるなんて思ってもいませんでした。
子どもの時に習っていたピアノは弾けましたが、それも楽譜が見えなくなったので弾かなくなっていたし、歌も得意ではないので、音楽といえば、もっぱら聴くばかりになっていました。

でも、このサークルでは、メンバーは弾き間違えたり音程がはずれたりすることは誰も気にしておらず、皆がものすごく楽しそうに楽器を弾いて歌っているのでした(笑)。
私はものごころついたときから、楽器を弾くのも歌を歌うのも「自分はうまくないから」というコンプレックスがあって、何も考えずにただたのしく楽器を弾いたり歌ったりすることはたぶん小さな子どもの時以来なかったように思います。
ところが、サークルの練習では、自分や他の人の音程を気にしたりするような空気は全くなく、ただ「音楽をやっていてすごく楽しい!」というエネルギーだけに満たされているのでした(笑)。
また、サークルを指導して下さっている先生やサポートに入って下さっている方はプロのミュージシャンの方なので当たり前ですが演奏が抜群にうまく、その音をバックに弾けるのでこちらもすごく演奏がしやすく楽しいのでした。

まわりを気にしたりせずに、思い切り楽器を弾いたり声をはりあげて歌うことなんて、小さな子どものとき以来ほんとうに久しぶりで、それはとても楽しくて、なんだかこころの中の窓をすっかり開け放ったような開放感があるのでした。
練習が終わると、いつも皆が思い切り笑顔になっていて、「たのしかったね~!」と言いながら解散になります。
そしてメンバーの方が「またね~!」と言って、手をパチパチ合わせてくれたりします。

シジミもサークルの人気者です。特に子どものメンバーはシジミのことが大好きなので、練習がおわるとたいてい
「シジミちゃんにさわってもいいですか?」
と聞かれます。なので、今では練習場についたらシジミのハーネスをはずしてわたしのすぐそばで伏せさせています。シジミはその状態でもおとなしくしているし、その状態ならいつ誰がさわってもだいじょうぶだからです。

先日、そのサークルが福祉関連の施設で行なったライブにシジミともども初出演しました。
私は目が見えなくなって以来、まわりの目を気にするということがほとんどなくなっているので(そもそも人から見られていることに気がつかないので^^)、全く緊張することもなく、秋の天気の良い屋外で楽器を弾いて歌を歌ってきました。
シジミも、知らない沢山の人の前に出ても緊張することなく、演奏中は私の足元でじっとしていました。

その日帰宅すると、シジミが「ねえ、ケアしてよ」と前脚で私のひざをポンポンとたたいてアピールしてきました(笑)。
ちょっと遠いところまでのお出かけだったので、さすがにシジミも少しくたびれたようです。
「シジミ、ケアしてあげるからこっちにおいで」
私がいつものように皮膚に刺さない鍼を持ちながらゆかにあぐらをかいてすわると、シジミがすぐにやってきました。
いつもなら、シジミはケアをしてもらうまえにお礼にわたしの顔をなめてくれるのですが、今回は早くケアをしてもらいたかったのか、すぐにぐるぐる回って位置を定めてから私のひざの上に顔と前脚をのせてうずくまりました。
そこで私はシジミに話しかけてみました。
「あれ、シジミ、今日はありがとうのペロはしてくれないの?」
するとシジミは、その体勢から思い切り首をのばして私の顔をなめてくれたのでした(笑)。
それから私は、刺さない鍼を使って、頭からしっぽのつけねまでのツボに鍼を当ててケアしてゆきました。
シジミはいつものように気持ち良さそうに「フハ~~~!」と長く気持ち良さそうなため息をつきました。
そして、すっかりリラックスしたシジミは、気持よさそうな寝息をたてて爆睡するのでした(笑)。



最近読んだ本:
『ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち』三上 延著
『アノニム』原田マハ著
『軽い生活』群ようこ著 

最近聴いた音楽:
『ブリージング・アンダー・ウォーター』アニューシュカ・シャンカール
『マスカラダ』タラフ・ドゥ・ハイドゥークス
『バンド・オブ・ジプシーズ2』タラフ・ドゥ・ハイドゥークス
『エンドレス・リバー』ピンク・フロイド
『カヴァティーナ』村治佳織
『バッハ:リュート組曲』シャロン・イズビン
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ドアを開ければ・・・
2018 / 10 / 22 ( Mon )
うちの治療院にときどき来院されるTさんという方がいらっしゃいます。
穏やかでとてもかんじの良いおじいさんです。
私とシジミが散歩していると、
「こんにちは、先生、シジミちゃん」
とよく声をかけてくれます。
Tさんの少しかすれて高めの声は印象的なので、、顔を見ることができない私でも声を聞けばすぐにTさんだとわかります。
Tさんは犬好きなので、シジミにもそれがわかるらしく、シジミもtさんのことが大好きです。

ある日、Tさんが来院されたときのことです。

インタホンが鳴らされ、「こんにちは、Tです。」とTさんの声がしました。
その声を聞きつけたシジミは、すぐに起き上がって玄関にうれしそうに向かいました。

いつもは、私がカギを開けて、シジミともども玄関でTさんをお出迎えするのですが、その日はまだ治療室の準備が少し残っていたので、私は玄関のカギを開けるとすぐに治療室に戻っていました。
そして、Tさんのことが好きなシジミは玄関から降りてドアの前でTさんを待っていました。
「トン、トン、トン、トン・・・」
やがて、ドアまでの階段をゆくりと上がってくるTさんの足音が近づいて来ました。
Tさんがゆくりとドアを開け、
「こんにちは。」
とあいさつされました。
でもそこには、シジミだけがいて、Tさんのことを見上げてしっぽを振っていたのでした。
玄関でいつものように私とシジミが出迎えているものと思っていたTさんはそこにシジミしかいないので一瞬戸惑われたようです。
「おや?・・・。」
と声がして、ほんの一瞬、沈黙が流れました。
そしてTさんは、シジミとしばらく見つめ合ったあと、、
「君が開けてくれたの?(笑)」
と、楽しそうにシジミに話しかけたのでした(笑)。


最近読んだ本:
『旅先のおばけ』椎名 誠著
『京都伏見のあやかし甘味帳 おねだり狐との町屋暮らし』柏 てん著
『カラハリの失われた世界』バン・デル・ポスト著 
『都市と野生の思考』鷲田清一・山極寿一著

最近聴いた音楽:
『シネマ』村治佳織
『ブエノスアイレスの四季』小松亮太 イ・ムジチ合奏団
『小松ジャパン』小松亮太
『デイ・イズ・ダン』ブラッド・メルドウ
『ライブ・イン・マーシアック』ブラッド・メルドウ
『ヘジラ』ジョニ・ミッチェル
『ヘイブン』フルック
21 : 26 : 59 | こんなこともありました | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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